ベストフォーメーション

遮光

〇遮光マークとは

ＮＩＦ（一般社団法人日本インテリア協会）の基準で遮光等級を計測し、遮光率 99.40％以上の遮光性を有するカーテンに付けられるマークです。

遮光等級は大きくは3段階に分けられ、遮光率の高い順に

遮光１級(遮光率99.99%以上 人の顔の表情が識別できないレベル)

遮光２級(遮光率99.80%以上 99.99%未満 人の顔あるいは表情がわかるレベル)

遮光３級(99.40%以上 99.80%未満 人の表情はわかるが事務作業には暗いレベル)

があります。

〇遮光１級について

遮光１級は遮光率99.99％以上で「人の表情が識別できないレベル」の暗さを担保していますが、昨今遮光カーテン需要の高まりと、人の視覚は非常に敏感で、かすかな光も捉えることができるため、更に遮光１級を5段階（遮光1級：Ａ＋＋・Ａ＋・Ａ・Ｂ・Ｃ）に分けました。

遮光1級Ａ＋＋：生地からほとんど光を感じません。

遮光1級Ａ＋：生地からわずかに光を感じます。

遮光1級Ａ：生地から光を感じるが、生地の織り組織や色は分かりません。

遮光1級Ｂ：生地から光を感じ、生地の織り組織や色も分かります。

遮光1級Ｃ：生地全体は薄明るく見えるが、人の表情が識別できない暗さです。

このように細分化したことで、お客様が欲しい遮光度合いのカーテンをより選択しやすいようになりました。

日中も真っ暗にしたい、窓のすぐ近くの街灯の光を遮りたい、朝に外の光をわずかに感じたいなど、お客様のライフスタイルに合わせて選びやすくなっています。

ウォッシャブル

〇ウォッシャブルマークとは。

ドレープ、レース、ボイルに関わらず、お洗濯をしても色落ちや色あせ、生地の伸び縮みを心配しなくてもすむ安心のマークです。

カーテンは静電気によりほこりが付着するなど、お部屋の中でも汚れがつきやすいアイテムの中の一つと言われています。

〇伸び縮みについて。

水分による繊維の縮みは、その繊維に含まれる水分率に関わってきます。

自然な状態で水分率の高い繊維ほど、他からの水分も吸収し、膨らみやすく自重で伸びやすいという性質があります。

そうして膨らんだ繊維が乾燥によって水分を蒸発させる時、元の形とは違う形で縮んでしまいます。

つまり、繊維が持つ水分率が少ないものほど、水分による縮みが少ないということになります。

スミノエのカーテンでは水分率が少ないポリエステルを主に採用しています。

〇ウォッシャブルの基準について。

ウォッシャブルの試験方法はJIS L 1930 C4M法（吊り干し）による洗濯、乾燥の繰り返し3回後の外観・変退色・寸法変化率を測定し、試験には60cmx60cm以上の試験片を使用します。

外観は目視検査、変退色（色落ちや色褪せ）についてはJIS L 0844 A-2号に基づき試験評価します。1級（悪い）～5級（良い）で評価され、スミノエのカーテンでは4級以上を合格としています。

寸法変化率は水洗い・ドライクリーニング共にタテ方向に±1パーセント、ヨコ方向に±2パーセント以内を合格としています。